仕事をしなければいけない、用事を済ませたい、自分一人の時間を作りたい…など、ベビーシッターに子どもを預けたいと思うタイミングは様々です。産まれたばかりの0歳の子どもの場合、食事や睡眠などあらゆることが一人ひとり全く違います。この記事では0歳の子どもをベビーシッターに預ける際、どのような点に注意すればよいのかを解説します。
まずは事前準備をしっかりと!
0歳の子どもをベビーシッターに預ける場合、まずは当日を迎えるまでに伝えておくべきことが多くあります。
①1日の生活リズムをシッターと共有する
まずはどのような生活リズムで1日を過ごしているのか、シッターに伝えておきましょう。特にシッティングの時間内でお昼寝をしてほしい時間帯がある場合は事前に伝える必要があります。また、お昼寝の際にいつも使用している寝かしつけグッズなどがある場合はその置き場所を伝えておくことも忘れないようにしましょう。
②保育を行う場所を共有する
0歳はまだ寝ているだけの月齢から、よちよち歩きを始める月齢まで成長は様々です。シッティング時間はリビング・寝室・子ども部屋など、どのスペースで過ごすのかは事前に伝えておきましょう。部屋の中で階段や出っ張りなど転落や怪我の危険性がある場所がある場合は、事前に伝えておくと安心です。
③保育に必要な物の場所を共有する
0歳の保育には先述した寝かしつけグッズだけでなく、着替えや抱っこ紐・オムツ・おしりふき・哺乳瓶など必要となる物が多くあります。必要なものをまとめておいたり、場所をあらかじめ指示しておくと当日のシッティングがスムーズになります。もしご自宅の抱っこ紐をシッターが使う可能性がある場合は、当日シッターが到着したときに試着してもらい、シッターの身体に合わせて調節しておくとよいでしょう。また、オムツ替えをした場合のためにオムツの処理の仕方(ビニールに入れる・オムツ専用のゴミ箱に入れる等)も伝えておくとよいですよ。
④窒息や誤飲につながるものは排除する
0歳児の保育を行う上で一番怖いのは窒息や誤飲などの事故です。シッターはもちろん常に子どもから目を離さないように保育を行いますが、口に入る大きさのおもちゃや電池など、危険なものはあらかじめ手の届かないところに置いておきましょう。上に兄弟がいるご家庭の場合は、上の子どものレゴなどの細かいおもちゃでの誤飲が多発しています。面倒ではありますが、シッター到着前にしまっておきましょう。
会社の規定を確認する
事前準備と並行して、会社の規定を確認しておくことも重要です。例えばミルクの調乳や沐浴対応など、会社として対応していない場合や、会社としては対応できることもあるが担当シッターが対応できない場合などが考えられます。保育時間中に行ってほしいことが依頼可能かどうか、事前にシッター企業に確認しましょう。
急な体調の変化に備える
0歳児は元気だと思っていても、急に熱が上がったり吐いたりするなど体調不良になることがしばしばあります。シッティング中に体調の変化が起こっても大丈夫なように、体温計をわかりやすい場所に置いておいたり、使ってよいタオルを多めに用意するなど準備をしておきましょう。また、シッティング中に子どもの体調が悪くなった場合はすぐに保護者の方に連絡する必要があります。電話やメールをすぐに確認できるよう、スマートフォンは常にチェックしておくようにしましょう。
