ベビーシッターを活用してみたいけれど、我が子は人見知りだから預けるのが心配…と思っている方は多いのではないでしょうか。この記事では人見知りの子どもをベビーシッターに預ける際の注意点について解説します。
①なるべく経験豊富なシッターを指名する
ベビーシッターを選ぶ際、事前の面談でどんなシッターに来てほしいか希望を伝えることがあるかと思います。また、マッチング形式のベビーシッター会社であれば自身でベビーシッターを選ぶことになるでしょう。その際、なるべくシッター経験の長い有資格者の方に来てもらえるよう伝えましょう。人対人の話になりますので相性は必ずありますが、経験が長い方であれば人見知りの子どもの対応にも慣れている場合が多いです。マッチング形式のベビーシッター会社であれば、プロフィールに記載してある経験年数や資格を確認し、経歴が長い方を選ぶとよいでしょう。
また、人見知りの子どもにはテンション高く接してくれるシッターよりは、落ち着いて子どもの気持ちを優先して接してくれるシッターの方が相性が良い可能性が高いです。そのような要望も伝えながら、自分の子どもに合ったシッターを探しましょう。
②可能であれば事前面談を
シッティングとは別に、シッターとの事前面談が行える場合は必ず子どもも一緒に顔合わせし、少しでも慣れてもらいましょう。子どもにとって「いきなり知らない人が来る」ことは最も人見知りが発動する要素となります。なるべく事前に顔を知ってもらい、「知らない人」から「顔は見たことある人」になっておくだけでもシッティング時の慣れはだいぶ違います。
※株式会社子育て支援ではシッターとの事前面談は行っておりませんが、コーディネーターとの事前面談にて、丁寧にご希望をお伺いします。また、実際に伺うシッターが決まった際には顔写真付きの名刺をメールにて送付させていただきますので、事前にお子様にシッターの顔を見せておくことも可能です。
③子どもの好きな遊び・キャラクター・おもちゃを伝える
子どもは一人ひとり好きな遊びやキャラクターがあるかと思います。大泣きしていたけれど大好きなキャラクターのぬいぐるみを出したら泣き止んだ、といった経験がある方も多いのではないでしょうか。お気に入りのおもちゃや遊び方などを事前にシッターに伝えておくと、シッターもキャラクターについて勉強するなど準備をしておくことができるのでおすすめです。
また、とっておきの好きなおもちゃがある場合はシッターが来る前の数日間はあまりそのおもちゃを見せないようにし、シッターが来たときに満を持して使ってもらうという方法もあります。「この人が来たらこのおもちゃで遊べた!」という良い印象を子どもに持ってもらえるようにしましょう。
④最初のシッティングは短時間で!
ベビーシッターを頼むタイミングとしてはご両親ともにお仕事があったり、用事があったりといった忙しい時間帯かと思いますが、最初のシッティングは多くても2時間程度の短時間の利用にすることをおすすめします。初めて対面する人と過ごすのは、大人でも子どもでもとても緊張するもの。まずは子どもを疲れさせ過ぎないためにも、あまり忙しくないタイミングにて短時間利用をしてみましょう。もし可能であれば保護者の方が在宅勤務など、そばで様子を見てあげられる時に初回利用をしてみるのもいいですね。
※株式会社子育て支援では最短利用時間を2時間からとしていますが、1時間などより短時間の利用も可能です(2時間分の料金をお支払いいただく必要があります)。
⑤シッティング終了後の子どもの様子を観察する
シッティングが終了した後、シッターから子どもの様子がどうだったかを聞くとともに、子どものその後の様子も注意深く確認することをおすすめします。満足気な顔をしている・シッターと遊んだ内容を自分から話してくれるなどの様子が見られれば、シッターとの相性が良いことがわかりますが、反対に機嫌が悪い・シッターの話をしたがらないなどの様子があれば、シッターを変更してみることも考えてみてください。一番大切にしなくてはいけないのは子どもの心身の健康です。子ども自身の様子を注視しながらシッティングを進めるようにしましょう。
ただ、初回だけの様子で判断することは時期尚早です。相性は問題なくても、初回は緊張から不安そうな様子になることはよくあります。人見知りの子どもであれば、初回は泣いていて終わってしまったということもあるでしょう。できれば数回様子を見て、子どもとの相性を判断していきましょう。
シッターは人見知りの子どももどんとこい!
ここまで、人見知りの子どもをベビーシッターに預ける際の注意点について解説しました。保護者としては、ベビーシッターに頼みたいと思っても子どもが泣いてしまうのではないか、楽しめないのではないか、と不安がたくさんあることと思います。しかし、シッターは思った以上に人見知りの子どもの対応にも慣れています。初めから距離を詰めないようにしたり、子どもの目線に合わせてゆっくり話したり、泣いてしまった場合でも近づきすぎないようにしたりと少しずつ子どもが心を開いてくれるように努力します。シッターに預ける時には保護者の方を求めて泣いているかもしれませんが、意外といなくなってしまえば楽しく遊びだすことも多いです。不安になりすぎずに、まずは一歩踏み出してみましょう。
